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一本堂武道具専門店
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商品紹介
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黒叩き漆塗60本仕立胴  2015年12月
ちょうど今から2年前の12月に同様の黒叩き塗胴を製作いたしました。今回は同じ剣友会の先生がこれを見て、是非とも今一度これをと依頼され
製作致した次第であります。私自身もこの粗野で岩石のような重厚な塗りはお気に入りの一品であります。
黒叩き漆塗60本仕立胴
黒叩き漆塗60本仕立胴
胸 本黒ザン濃紺碁盤刺本雲S字紺ピ飾 家紋 秀邦作 本金蒔盛上「丸に蔦」
   
黒叩き漆塗60本仕立胴
黒叩き漆塗60本仕立胴
マットな胴台と金色のコントラストが美しい
やっぱり剣道防具は甲冑の風情がなくっちゃね
 

鳥獣人物戯画60本仕立拭漆塗胴  2015年11月
今回の作品は京都 高山寺に伝わる「鳥獣人物戯画」。ベースになった手拭は、横須賀では老舗手拭メーカーと名高い
角田染工場の社長様より頂きました。(予てより変わった手拭がありましたらと・・・おねだりしておりましたので)
このご好意の手拭をお客様にお見せしたところ、随分とに入っていただき、早速に製作させて頂くことに
角田社長様ありがとうございました。
胸は本黒ザン濃紺ナナメ刺山飾り
秀邦作 黒盛上げ紋「丸に右重ね違い鷹の羽」
胸は本黒ザン濃紺ナナメ刺山飾り
秀邦作 黒盛上げ紋「丸に右重ね違い鷹の羽」
   
通常の拭漆より濃く塗ってトーンを抑え気味に
観ているとホッとする可愛い胴が出来ました
通常の拭漆より濃く塗ってトーンを抑え気味に
観ているとホッとする可愛い胴が出来ました
 

朱色鮫胴60本仕立  2015年10月
えぇ~、驚愕!! この話を聞いた時の私の口はアッパリと開いていたでしょう。話と言うのは、お得意様がこの朱色の鮫胴台をご持参され、
胸の製作と仕立てを依頼された時の事です、見事な鮫に(エイの皮が本当ですが)さぞや高額で購入?
何処ぞの腕の良い職人が作ったと思いきや、驚いた事にお客様の友人(一般人)が製作しプレゼントされたとの話、
いやはや世の中には器用な人が・・・恐れ入りました。
朱色鮫胴60本仕立
朱色鮫胴60本仕立
胸は最高級本黒ザン濃紺碁盤刺本雲S字紺ピ飾り
秀邦作 高蒔絵「木瓜」紋、胴台に負けない迫力
   
朱色鮫胴60本仕立
朱色鮫胴60本仕立
鮫のツブが見事に揃って極上の風格
胸と胴台の相性も抜群、美しいシルエットに
 

肥後打刀拵  2015年9月
今回ご紹介致しますのは剣道防具ではありませんが、当店では居合・美術刀剣の製作及び修理・研磨も承っております。
この御刀は居合道八段N先生、還暦のお祝いに御注文を承り製作させて頂きました。
重要無形文化財保持者 故隅谷正峯氏の高弟で現在日本美術刀剣保存協会・無鑑査刀匠である瀬戸吉廣氏に作刀をお願いし、
拵えは同郷福岡県の桑野美術工房・桑野敏朗氏に監修を請けて頂き、見事な九州名工一作の御刀が完成致しました。
肥後打刀拵
肥後打刀拵
黒漆塗鮫着、濃茶薫革巻柄・茶乾漆塗鞘
縁頭鍔小尻共「桐図金象嵌肥後金具」に目貫
 
「唐獅子牡丹」・銀無垢二重ハバキ
   
肥後打刀拵
肥後打刀拵
刃長2尺3寸5分余、反り5分重量は鞘を払って965g
小板目肌よくつみ匂口の締った丁子乱れ
 
帽子は乱れ込み小丸に返る
 

枝垂れ桜の胴 2015年8月
昨日、待ちに待った桜蒔絵の胴台が送られて参りました。さてこれから仕組みに入らせて頂きます、その前に一言。
この作品を見て、改めて秀邦氏の力量と日本が世界に誇る伝統工芸「加賀蒔絵」に頭が下がりました。
私達も美術館、博物館で数百年前に作られたであろう、座卓や文箱、差道具類など見事な蒔絵の展示品に触れる
機会はありましたが、よもや現代日本で、しかも剣道具の胴に(蒔絵を施した胴は今迄も有ったには有った・・・が)
この美しい加賀蒔絵が蘇って参りました。
極上クロザン胸に濃淡桜色「枝垂桜」刺繍
全く解説の必要のない「枝垂桜蒔絵図」
極上クロザン胸に濃淡桜色「枝垂桜」刺繍
全く解説の必要のない「枝垂桜蒔絵図」
 

総紺一分五厘手刺「桜」防具 2015年7月
白いキャンバスに向かって・・・・
新年の幕開けにご紹介致しました、あの「桜」をモチ-フにした特注防具がやっと形になってまいりました。
半年以上の長きにわたり、お待たせをし大変心苦しい限りでは有りますが、お客様の期待にそうべく努力してまいったつもりです。
今月末あたりまでには枝垂桜の胸も、胴台の桜蒔絵も完成する予定です、
どうかもうしばらくお待ちくださいませ、貴女の期待は決して裏切りません。
IBB PRO軽合金面金使用・顎濃紺碁盤刺紺ピ五段飾り
紺ぴ飾り糸に桜矢羽根・羽根は19cmと女性向けに
IBB PRO軽合金面金使用・顎濃紺碁盤刺紺ピ五段飾り
紺ぴ飾り糸に桜矢羽根・羽根は19cmと女性向けに
   
頭総紺革二段飾に桜矢羽根・鍔飾り付
総紺革二段生子入り・筒は19cmと若干短め
頭総紺革二段飾に桜矢羽根・鍔飾り付
総紺革二段生子入り・筒は19cmと若干短め
   
六段紺ピ飾り・帯一枚紺革雲型張り
紺ピ飾り糸に桜矢羽根刺繍
六段紺ピ飾り・帯一枚紺革雲型張り
紺ピ飾り糸に桜矢羽根刺繍
 

オールベタ斜め濃紺刺胸呂色銀杏塗60本仕立胴 2015年6月
10年もの長きに亘り店頭に展示してある(私のお気に入りの胴でしたが何故か縁がなかった。)
この胴台が著名な葉山の先生の目に留まりベタ刺の胸を取り付けて、お嫁入りが決まりました。
どうぞ末永く可愛がってやって下さい。
胴正面
胴側面
胴正面 胴側面
 

三分織刺総グノ目手刺防具 2015年5月
当店ではマニアの間で根強い人気商品であります。ご使用されたお客様には大変好評で、なんと言っても
布団の柔らかな風合いか゜体になじみ、打たれてもそれ程衝撃を感じないのが特徴です。
チタン面金使用・十字五段濃茶飾り 3.0分織刺総グノ目刺
チタン面金使用・十字五段濃茶飾り
3.0分織刺総グノ目刺
六段濃茶飾り・へり雲型付 へり革なし(袋縫い)
六段濃茶飾り・へり雲型付
へり革なし(袋縫い)
 
ここでもう一度注目して頂きたいのが、この胴台です。私が数年前、両国の江戸東京博物館に見学に行った折
珍しい古代柄の鳳凰の手拭を購入し、職人にお願いし60本の同台に張ってもらったお気に入りの一品です。
今回、六段に昇段された若い先生に使って頂ける事になり、光栄に思っております。
極上本黒ザン濃紺碁盤刺本雲S字濃茶飾り
拭き漆塗60本生地胴台
極上本黒ザン濃紺碁盤刺本雲S字濃茶飾り 拭き漆塗60本生地胴台
   

Reformのお話 2015年4月
今回は古い胴を作り直してしまうお話です。胸を取り替えて、へり革も交換し仕立て直しました。
これだけで随分とイメージが違ってくるでしょ、いかがですか・・・。
P.S
商品情報に連載中の「桜の防具」は難航しながらも現在製作中であります。
庭の桜は満開ですが、防具の桜はまだ蕾・・・もう少し待っていてくださいね。
Before
After
Before After
 

総紺一分五厘特別仕様手刺防具製作過程 2015年3月
御前秀邦氏より一昨日に手紙の添えられた待望の図案が出来上がって参りました。
手紙の内容は 「とりあえず二案作ってみました。イメージし易い様に金彩で描いてみました。細かい演出は・・・・」
確かに鉛筆のデッサンと違い、色が入ると大変わかり易いですね。
総紺一分五厘特別仕様手刺防具製作過程
総紺一分五厘特別仕様手刺防具製作過程
この図案を胸の型紙に合わせて見ました。どうです、より一層イメージが膨らみますね。
 
総紺一分五厘特別仕様手刺防具製作過程
総紺一分五厘特別仕様手刺防具製作過程
大変に素晴らしい図案で、どちらとも甲乙つけ難いところでは有りますが、まずは胸の刺繍の仕上がり具合を見てから
流れのよい方に決めさせていただきたいと思います。
 

総紺一分五厘特別仕様手刺防具製作過程 2015年2月
総紺一分五厘特別仕様手刺防具製作過程
早々と蒔絵師 秀邦氏より胸のデッサンが仕上がり、これを胸型に合わせてトレスし職方に胸の刺繍をお願いしました。
かなり繊細な図柄であるため困難が予想されますが、始めてやる事だからこそ意義もあり職人の腕の見せ所じゃないですか、
胸と胴台のコラボレーションという斬新な試みに作り手一同、気合を入れ一丸となって取り組んでまいりたいと思います。
次回は胴台に入る蒔絵のデッサンをご紹介できると思いますので、是非ともお楽しみにお待ちください。
 

恭賀新年
新春を迎え平素のご厚情を深謝し
皆様のご多幸をお祈り申し上げます
平成二十七年正月 砂金義平
白いキャンバスに向かって
白いキャンバスに向かって・・・。
早いもので昭和53年の創業からあっという間に37年も経ってしまいました。
創業当時は父 武平(故人)と情熱に燃え、剣道具業界に新風を吹き込ませようと、
当時の職人がビックリするような新作のデザインを発表しました。
現在では最もポピュラーになった鬼雲飾りの胸は父が発案したものです。
しかしながら長いばかり長くこの仕事をして行くうちに、すっかり保守的になり、
つまらない防具屋になってしまてました。
そんなおり、昨年の暮れの30日に見知らぬ外国人の女性が来店されました。
身長170cmモデル体型の可愛い女性です、なんと彼女は当店のホームページを
ご覧になり、わざわざ遠い異国から、日本の片田舎の横須賀まで・・・、
始めて着ける剣道防具の注文をすべく訪れたのです。(彼女は一月一日に帰国した)
祖国で編集関係の仕事をしているらしい彼女はセンスが良く、自身で描いた
イラストを私に見せながら(スマートホンは便利ですね) 熱く語りだしました。
片言の日本語なのですが、桜をモチーフにした防具一式を作りたいと言うのです。
勿論、この注文はお受けし、出来上がったら国に送るお約束を致しました。
さあ大変、この難物は私一人の手では荷が重い、そうだあの人に相談しよう。
早速、あの蒔絵師 秀邦先生に連絡を取り、胸と胴のデザインをお願いしたところ、
「へぇ~、面白いですね、やりましょう。」と二つ返事で受けて下さいました。
ほっと一息、さあ新年第一作めの作品に着手したぞ~、久々にワクワクします。
異国の彼女の御蔭で、失いかけた情熱を取り戻しもう一度、初心に帰ってやるか、
そんな気持ちが沸々と湧き上がって来た新年の幕開けでございます。
どうか皆様、この頼りない一本堂をご指導ご鞭撻の程お願い致し、
温かい目で見守ってやって下さい、宜しくお願い申し上げます。
P.S
この防具の製作にあたって、進行状況を商品情報覧に逐一ご報告させて頂きます。
 
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